Radical Angler's Talk

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泥濁り

金曜日の夜はまうすりんの検証へ。

まうすりん、炸裂せず(^^; これは、僕の見る目がなかったのではなく、僕の腕の問題でもなく、「潮が悪かった」ということで(笑)

今日は睡眠不足のまま竹田へ出撃。竹田の桜はむしろ大分よりも進んでいるようで、そろそろ全体としては7分といったところ。
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桜の花が咲くと、ライズ待ちという雰囲気ではなくなってしまう。楽でいいんだけどね。渓流の釣りだというのに、先週までは1回の釣行あたり歩行距離はせいぜい200m(笑)

なので、今日のテーマは「川歩き」

火曜日には伊勢正三さんが先週まで僕が粘っていたあたりのポイントででかいのをかけ損なったそうな。32~35cmくらいあったらしい。しかもそれより遙かにでかいのも土手の上から見つけていて、それは「50cmくらいあった。」そうな・・・。40cmと言われれば「ほほぉ~。」と言うだろう。45cmと言われたら「おぉ~!!!」と言うだろう。しかし、50cmと言われると、驚くべきか、笑うべきか、ちょっと微妙な数字ですな(^^;;;
(4/2追記:上記ピンクの部分は4/2に追記。また、このくだりは大野川なら50cmのエノハの存在も否定しきれないということを書いたつもりであり、決して個人を揶揄する気持ちからではないことをご理解ください。)

しかし、今日の天気ではライズも期待できず。とりあえず覗いてみたけど気配なし。なので、ちょっと上流の方へ入ってみる。もう一つのテーマは「カディス一本勝負」。先週まではエノハの食べたいものを想像しながら気を遣いまくっていたので、今週は「魚はカディスを食べたがっている。」と勝手に決めつけることにした(笑)

風が強い。今日はSAGEのLL379をチョイス。これ、うちのクラブ元代表から譲っていただいた竿なんだけど、今更ながら「実はすごい竿?」と思っている。まぁ、その辺の話はいずれ。

上流からまともに吹きつける強風の中、ポイントポイントへテンポよくフライを入れていく。キャストのテンポはすごくいいんだけど、移動のテンポはもうボロボロ(^^; いや~、寝不足とは言いながら足腰の弱り具合はすさまじいものがありますな。ほんのちょっとした凹凸でバランスを失う。何とか転ばずには済んだけど、今年はホントにもうちょっと川を歩くことにしよう。

で、釣りの方はそこそこ快調。ハッチもないのに飽きない程度に20台半ば平均の魚が顔を出してくれる。今シーズン初めてパーマークのきれいに出た魚が釣れて大満足。
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うまくパーマーク写ってませんが・・・。

スタートして1時間半ほど。5匹ほど釣ったところでカディスのハッチが始まった。上のプールの流れ込みで鋭いライズ。やった、始まった!

と、思った瞬間、水がみるみるうちに濁り始めた。ライズ停止。あきらめきれずに狙ってみるけど反応全くなし。寝不足の体が急激に重くなる。意気消沈して川を上がる。上流をチェックしてみると、用水路から泥水が大量に流れ込んでいた。そのまた上流に入れば釣りにはなりそうだったけど、一度萎えたモチベーションは再び戻ることなく撤収した。

久々のハードワークでもう意識失いそう。お休みなさい・・・・・・・・・・。
by rionpapa | 2007-03-31 20:03 | Fresh

すりん星?

実は3月に入ってからよほどのことがない限り、つまり、飲み会で出撃不可能とか、渓流で疲労困憊とか、そういうことがない限りはしょっぱい方も通っていたりするのである。

で、最近気になっていたのがDAMIKIのこやつ。すりん星からやってきたまうすりんだとさ(笑)

これ、見た瞬間に「ビビッ」と来た人も多かったんだろうと思う。何でそう思ったかというと、僕はすかさず「ビビッ」と来たんだけど、「まぁ、もうちょっと後で・・・」とか思っていたら通販でも軒並み売り切れが続出して入手にかなり手間取ったから(笑)

で、何とか入手することができた。
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僕が攻めあぐねているエリアというのがボトムなのである。ボトムコンタクトはまだ何とかなるが、ボトムずる引きとなるとどうも決め手に欠ける。最近はソフトベイトでジグヘッドとかテキサスとか使ってチヌ狙いも。実はこれもシーバスをボトムで狙うためのトレーニングの一環(のつもり)だったりするのだ。

この類のルアーはこれまでもちらほら。しかし、どれも消えていった。こいつは何かしら洗練されている気がする。気がするだけだけど。

とりあえず、僕に見る目があるかどうか、直感は正しかったかどうかは今週末に検証予定。
by rionpapa | 2007-03-28 22:01 | 物欲

ポテンヒット

雨降りましたね。

えぇ、そりゃもう気合い入れて行きましたよ。でも、雨降るのは良いけど降り過ぎです。

今シーズン最も早い9時過ぎにポイント到着。今年は一カ所でしか釣りしてません。ここのもう一匹いるヤツをやっつけてからじゃないと他に行けないんです、はい。

そぼ降る雨、高まる期待。しかし、期待に反してハッチはほとんどなし。ライズはなくはないけど一目見てうーさんともろわかり。よほど他に移ろうかと思ったけどここは我慢我慢。

しかしそのうち本降りに。そのまま夕方。こりゃだめだ。

しかし、まだ1投もしていない。さすがにそのまま帰るのははばかられたので、カディスピューパでルースニング。開始してすぐに反応あり。お、ひょっとして。

岸際の激しいライズはピューパを食っていたんじゃないのか? ちょっと本気になってアップクロスにキャスト、そのままフライを沈めてダウンクロスの位置まで流したところでテンションかけてイマージングを演出する。しばらくこれを試していると、フライがあると思われるあたりでギラリと光った。即座にあわせる。あわせる動作に入った瞬間、インジケータが沈んだ。よかった。ホゲリは回避。25cmちょいってところ。

ん~、今日はこのパターンなのかしら? ちょっと欲が出てきてその後もしばらく続けてみたけどうまい話はそうそうなかった。

這々の体で撤収。レインジャケットのポケットから大量の水がこぼれ落ちた。ライターとタバコが水浸し(泣)

状況としては悪くなかったと思うんだけど、ハッチの端境期に当たっちゃったのかな? 極々少量ながら、ハッチは#24位のフタバとカクスイみたいなカディスと#30くらいのミッジがメインでした。

来週はエルモンとかアカマダラあたりに期待。
by rionpapa | 2007-03-24 21:41 | Fresh

ライズ待ち

昨夜は後輩の送別会。

「お世話になりました。まぁひとつ・・・。」と言われれば断れるはずもなく、久しぶりに部分的に記憶が飛ぶくらい酔っぱらった。なんか上司にすごいこと言った気がするようなしないような・・・。ま、いいや。

当然今日は二日酔い

強烈にだるい体とガンガンする頭。ムカムカし続ける胃。それでも出撃。とりあえず出がけにコンビニでソルマック注入。

ちょうど昼頃にポイント到着。今日も誰もいない。なんでだろ? しかしドピーカン。こりゃ期待薄だよな~と思いながらも準備して川に降りると、待っていたかのようにライズが始まった。1カ所、2カ所、3カ所。どれもちょっとやらしい場所。一番簡単そうな下のから狙うことにする。

見る限り今日もダンを食っている様子はなし。クリップルを選択。数回目の打ち返しでヒット。25cmくらい。写真を撮ろうと思ったらデジカメが電池切れ。あらら~。電池寿命が長いのは良いが、忘れるとこういうことになるな~・・・。車に戻って予備の電池に替えようかと思ったけど、それをするとポイントをつぶしちゃう可能性があるので断念。2匹目を狙う。

こいつは流れの脇の巻きに定位して、逆流してくるのを食べている様子。早い流れのすぐ脇。こいつは難しい。狙うのは流れの巻きが始まるところ。キャストと同時にメンディングの嵐。う~ん、うまく流せない。何度目かのドリフトでうまく流せたな・・・と思ったら案の定出た。お、これはかなり良いかも? やっぱりカメラの電池を替えておくべき・・・・・とか思っていたらばれちゃった。不思議と雑念が入るとばれる。くそ。

3匹目。すでにライズは散発気味に。気分を変えてフライをBFDにチェンジ。こいつは一発で出た。28cm。写真撮れないので丹念に愛でてみた。口に誰かに釣られたらしい傷があった。しかしここの魚、どれもすごく太いな。

ここまでで川に降りて30分。おぉ、ドピーカンだからとあきらめずに来てよかったよ(感涙)。いつの間にか二日酔いも全快した気がする(笑)

ライズも一段落したので車に戻ってデジカメの電池を替える。再び川に降りてライズ待ち。ハッチもないのでベストから本を取り出して読む。時々川面に視線を走らせ、耳はどんなかすかなライズの音も逃さないように欹てながら。
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しばらくそうしていたらMさんとZ君登場。「ザ・待てないブラザース」(笑) 僕はどちらかというと魚を見つけたらそれをしつこく狙うタイプ。今日も狙っているのは先週見つけて釣りきれなかった魚。お二人さんはガンガン叩いてしっかり結果を出したそうな。さすが。

そうこうしているうちにライズが再開するも、散発で狙いきれず。「待てないブラザース」はやっぱり待ちきれずに下流へ移動(笑) 僕は残業しようかどうしようかと思案しながら本の続き。

そうこうしていると日が暮れてきた。
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今季初の残業決定。そういえばここで残業したことないな。ここってヒゲナガ出るんだっけ? イブニングの実績のあるポイントに移るかどうか迷ったけど、やっぱり今日はここの魚を狙おう!ということで腹を決める。

で、ヒゲナガタイム。

な~んも出ません(^^;;;

あきらめて川をあがろうと歩いていると、上流から大量のヒゲナガのシャックが流れてきた。中にはシャックが引っかかって羽化し損なっているヤツもちらほら。ほほぉ、上で出てましたか。

とりあえず竿はたたんで上流にヒゲナガチェック。ふ~ん、ここね。そりゃ出るわな。でも、すでにライズはなかった。

ついでなんで車で移動して別のポイントも数カ所チェック。ヒゲナガのハッチは確認。しかし、魚がいるかどうかは???
最後のポイントでは一度バシャンと激しいライズ。う、竿出すか?と一瞬迷ったけどここは自粛。帰路についた。

明日は家族で遊園地。
by rionpapa | 2007-03-17 23:10 | Fresh

お試し

やろうやろうと思いながら、なかなかできないことがある。

フライでシーバスを狙うこと。渓流だと、水面下のフライだけで通すこと、ショートリーダーで釣りをすること、さらにはショートロッドで釣りを、それも狭い沢ではなくて例えば竹田の方な広いところですること。

フライでシーバスは釣行回数が回数だけに年に二桁くらいはチャレンジする機会がある。しかし、渓流のはなかなか・・・。

理由はわかってるんだ。要するに技術が足りないのだと思う。水面下のフライだけだと魚の反応がよくわからなくて神経的に参ってしまう。ショートリーダーもやたらドラグがかかりまくりでストレスがたまりまくり。ショートロッドはさらにキャスティングが難しくてラインコントロールもままならない。結局自分のヘタさに嫌気がさして疲れてしまうっていう構図。基本的に我慢強いタイプではないのですぐに放り出してしまう。

ただし、負けん気は強いので結構練習だけはするんだよね。LANDLOCKのショートロッドなんて実戦ではほとんど使われてないのにグリップはボロボロ・・・(^^;;;

で、もうそろそろかな~とも思っているのである。技術的に、そして特に精神的に。不自由さをカリカリせずに笑って受け入れられる、むしろそれを楽しめるだけの年になってきたように思える。

今年こそは。
by rionpapa | 2007-03-15 22:47 | Fresh

鋭角

遠くで魚をかけるのって楽しくない?

水面とラインの作る角度が鋭角な方が絵になると思わない?

きれいな魚、大きな魚、たくさんの魚。それより僕は遠くの魚。5mでかけた尺よりも、10mでかけた20cmの方が、実は僕の中では価値がある。そんな私はバカでしょうか?

渓流のフライの場合、まず遠くへキャストできることが問題になる。次に遠い距離でフライをターンさせることが問題になる。次に思ったところに落としてちゃんとフライが見えることが問題になる。次にちゃんと流して魚を出すことが問題になる。ここまで来ると理想の鋭角が実現される見込み大なわけですが・・・。

基本的に同じドリフトができるなら距離は取った方が有利だろう。そんな想いもあって、長い間距離を取ることに腐心してきた。キャストは何とか。ターンもできる。フライも見えるようになった。ドリフトは・・・かなり苦労したけど今までよりは遠い距離からでも流せるようになった。

よ~し、ついに理想の鋭角を描ける日が来た・・・。

実は内心そう思いながら今年のシーズンを迎えたのである。上記は危ういながらも僕の基準の最低ラインを達成することができた。できたんですが・・・。

フライを見失っちゃうんですよ~(泣)

フライが落ちるところはばっちり見えている。ところが、それがフイッと見えなくなってしまうのだ。最初はドラグがかかってるんじゃないかと思ったのだが、どうやらそうじゃないみたい。

どうやら目が弱ってるみたいだ

視力が悪くなっているとか、老眼だとかそういうのとはちょっと違って、動体視力というのか何というのか、波にもまれてしまうとフライを追えなくなってしまっているようなのだ。

なんてこったい。結局ライズにジリジリとにじり寄り、先日の33cmもかけたのは多分5mくらいの距離。リーダーの長さとほとんど同じだったりする(^^;;;

この距離だと合わせたときは水面とラインの角度は45度くらいだよね~。ガックリ。

パラシュートが使える季節まで、もしくはカディスのライズに会えるまで、僕の理想の鋭角はお預けということになりそうだ。


湖なら・・・・・・・・・(ボソ)
by rionpapa | 2007-03-13 21:48 | Fresh

連写

キャストして、ヒットしたらファイトして取り込んで、針をはずして、長さ計って、シーバスだったら重さ計って、写真を撮って、エノハだったらストマック調べて、蘇生作業してリリース・・・ってところが魚を釣ってリリースまでのMaxの作業。以前だとこれにタグを打つなんて作業も入ってたけど。

この一連の作業の中で二カ所ほど不満というか、うまくできないことがある。魚を愛でる余裕がないこと。落ち着いて写真が撮れないこと。

何でかというと「早くリリースしなくちゃ」と焦るから。

リリースなんてのはある意味偽善的行為ではある。暴行犯と殺人犯のどっちがましかというレベルの話。それでもやっぱり、同じリリースをするなら極力生存率を高くしたい。それには何はともあれ早く水に戻してあげることが一番だと思う。

普通場数を踏めばそれなりに落ち着いてできそうなものなのだが、なぜかいつも焦ってしまう。おかげで釣った魚の姿は数字や、フィルムや、メディアには残るけれども、僕の網膜にはちっとも残らない。家に帰って「あ~、こんな太った魚だったんだ・・・」とか(^^;;;

愛でるようないい魚は写真を撮りたい。でも、写真なんか撮ってたら愛でる余裕はない。挙げ句の果てには写真も焦ってるから手ぶれのオンパレードだったり・・・。

まずは記憶よりも記録ということでカメラを一眼レフにした。写りがどうのというよりも連写が効くから。同じ構図で10枚も連写すれば1枚くらいはぶれてない写真が撮れる(確率が高い)。おかげで写真のできはかなりよくなった。良いというか、ちゃんと撮れているというレベルの話だけど。これをいくつか構図を変えて撮る。1匹の写真で30~50枚ってところ。

しかし未だに魚を愛でる余裕はない。結局液晶画面に映る魚の姿が僕の魚の記憶。ふと気がつくととても寂しい。写真をあきらめれば? とかも思うけど、ここはどうしてもあきらめきれない。ロッドを通して伝わる魚の重みは確かなものだけれど、脳裏には例えば33cmとか、そんな数字しか残らない。これは寂しい。

できることならディスプレイの前ではなく、頭の中であの魚を思い出したい。思い出して、「イヒヒヒヒ」と思い出し笑いをしたい。

何とかならないものだろうか? もっともっと魚を釣って、練習して、慣れるしかないですかね?
by rionpapa | 2007-03-13 01:03 | 戯れ言

エラブタマダラ?

土曜日のブログでコカゲロウと書きましたが、ご存じの通りコカゲロウのテールは2本。当日大量にハッチしていたのは3本テール。いや、実は水生昆虫、全然疎いんです(^^;;; 小さなカゲロウは全部コカゲロウ(笑)

とりあえず水面羽化であれば問題はサイズと色調になるわけで、釣りをするのに困ることはないんだけど、好条件でのメインがこいつとなるとやっぱり調べておいた方がよいかも? ということで本日いろいろ調べておりました。

確信はないんだけどこれってエラブタマダラカゲロウ・・・でいいのかな?

観察していると時々前肢を挙げて「ヨッ!」てな仕草をするかわいいメイフライでした。
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せっかくだからもうちょっと水生昆虫の勉強しようかな・・・。
by rionpapa | 2007-03-12 00:46 | Fresh

ライズ

ドピーカンですな。行こうかどうしようか迷い中。昨日のポイントは釣友Yが攻めるらしいので、う~ん、どうしよう・・・。

昨夜は相も変わらず泥縄式にBFDの量産(笑)
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毎年解禁というと、久しぶりに魚に会えるという楽しみと、新しいアイテムを試すという楽しみがある。最近はケミカルな分野が多いみたいですが。

で、今年試したのはティムコのパワードライヤードライフライドロップス

パワードライヤーの方は以前発売されたドライリセットのブラシ付きってだけみたいだけど、このブラシが秀逸。CDCフライってティッシュで拭き取っても何しても一応復活はするけど初期性能までには届いていない印象があった。間違いなく濡れやすくなっていると思う。こいつは「完全に」CDCを復活させてくれる。一撃必殺なら関係ないけど、打ち返しの多いライズ狙いならかなり有利だと思う。これにドライシェイクのリフィルを混ぜるとブラシでシャッシャッとやってすぐに実戦投入可能。

ドライフライドロップスはスポットに使える液状フロータント。これもCDCメインで使ってみてたけど、↑のパワードライヤーで乾かしたCDCにこいつを施して、最後にドライシェイクをすりつけるとこいつはかなり強力。かなりスパースにタイイングしたクリップルダンあたりでもきっちり浮いてくれる。半沈みみのパターンを使うときなんかは出番が多い。今年はこのパターンがお気に入り。

全然話は変わるけど、当然ながらこの時期ライズを探している人が多い。だけど、どうも多くの人がプールに広がる波紋を気にしているように思えて仕方がない。車でやってきて流れのところで車を停めてしばらく眺めていたら下流のプールでライズが見えて、そそくさと車を移動してこれを注視・・・みたいな。プールのライズって9割がイダかハエ。本物は1割って感じだと思う。しかも難しい。

コカゲロウのライズ(それも獲りやすい)は流れの筋で起きる。しかもイマージャーを食っているときはかなり控えめなライズになる。魚がフライを食うときもいきなりフライが消えたとしか見えないような出方をする。よほど目をこらしていないとわからない。「ここ」とピンスポットで予想できる場合を除けば僕は堤防の上からこれを見つける自信はあまりない。そもそも何が出てるかわからないでしょ? ただし、でかいのはなぜかバルジングライズになることが多くてこれはよく見えるしドキッとする。しかし、これとて上から見ているとやっぱり見えにくい。

僕が立っている流れの筋でかなり頻繁にライズしていたのに「ライズありますか?」と上から声をかけてきた人が今年になって3人。

今の時期、下のプールで本物のライズがあるならその流れ込みはたいていの場合もっとライズがあります。

前にも書いたけどここ数年、竹田ではこの手のライズが多くなっている気がする。「釣れなくなった」とか、「ライズがない」とか、「魚がいない」とか言われるけど、それも本当かもしれないけれど、実はこの辺が影響している気もする。
by rionpapa | 2007-03-11 10:26 | Fresh

BFD

タイイングデスクの引き出しの中に、「尺BOX」というフライボックスがある。その名の通り、見事尺を釣り上げたフライを殿堂入りとして保存してあるボックス。ちなみにシーバスフライは別にあって、こっちはサイズにかかわらず釣れたら殿堂入り(笑)

で、内訳は、と見てみると、1位はヒゲナガパターン。これは腕と言うよりは粘りと執念の結果と言えるわけで、幾分恥ずかしさも混じる。
2位はエルクヘアカディス。これはもうたとえダンを食っているのを目撃してもとりあえず投げるのはエルク(笑)みたいなことが長かったので当然といえば当然。しかもこれで意外とよく釣れたのよ。その卓越した投射性の賜物かと。やっぱり思ったところに入れるのがまず第一。その証左がこの結果と思われます。しかしこれで竹田のライズなんて入れれば釣れるなんて感じでなめてかかる結果になってしまったわけですが・・・。
3位は飛ばして4位はCDCダン。これは岩井さんの影響ですね。メイフライというとほとんどこれでなんとかしちゃうもんね。それを見ていると信念針と言いますか何と言いますか、とりあえず投げ倒していればそのうち間違いで釣れちゃうこともあるわけでして。それに素直にダンを食っているようなライズじゃないと対応できなかったというのがありますな。
で、そのCDCダンを急追し、ついには超えてしまったのがバックファイヤーダン(BFD)。よくよく考えてみると、ここ数年素直にダンを食っているライズってあまり見かけない気がするわけですよ。いつもライズは正体不明。それを推理していくのがおもしろいわけですが、竹田でこの時期雨とか雪と言えば、僕の経験上コカゲロウのイマージャー系を食っていることが多い。わかってはいても、フローティングニンフなのかスペントなのか、はたまたスティルボーンなのかと右往左往するわけで、拙いドリフトは棚にあげてあーでもない、こーでもないと苦心惨憺するわけであります。こうしたときにそれぞれのパターンを準備してはいるものの、根がものぐさな僕にはBFDというのが非常に都合がいい。そのままでもよく釣れるんですが、それでダメとなればウィングを広げてスペントにしてみたり、それでもダメならさらにウィングを撚って羽化し損ねのダンを模してみたり、と、何かと使い勝手が良いわけです。よく見えるし。類似のパターンとして杉坂研治氏のスルーウィングパターンもあるけれど、基本形(これの破壊力はこっちの方が上のような気がするけど)からの変形が難しいのでフライを変えずにいろいろ試せるBFDの方が僕は好き。まぁ、やっとそういうシチュエーションにも対応できるようになってきたというのがホントのところなんでしょうね。そういう意味では僕にとって「ちょっとは上達したかな?」と自己満足できる数字なわけです。

で、本日は雨。BFDの出番を予感しながら出撃。昼前にポイントに到着すると、すでにライズが始まっていた。しかも今日はクルージングじゃなくて流れに定位してくれてる。チャンス!

ライズはいくつかあって、まずは一番下流のライズからチェック。ハッチは?
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経験則の通り、こいつが流れているのが見えるけど、ライズはこれを無視。じゃ、まずは先週実績のあったクリップルから。で、緩い流心にフライを乗せるとあっさりヒット。25cmくらい。雨が激しかったので写真はパス。

一つ上流のライズ。これはちょっと手強くてフライをいくつか回してフローティングニンフでヒット。が、ヒット直後のジャンプのあと、グリグリグリと動かれてフックアウト。あれま。

気を取り直して次のライズ。ライズは流心の向こう側。まずは・・・ということでBFDをスペント気味に調整してセット。数投目でスポッとフライが消えた。ヒット!
うわ、でかっ!!!
またもや縦横無尽に走られる。どうせ大したのは釣れないだろうとたかをくくってネットを小さいのに替えたことを思い出した。とりあえずフッキングが気になる。ティペットは8X。歯にこすれたらやばいかも? 途中で多少強引に顔を浮かせる。上あごにかかってるのが見えた。これなら安心。ちょっと余裕。
「楽しい~ッ!!!」
思わず嬌声ががあがった。無事にネットイン。長さもあるけどこりゃ太い。
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G-cupクラス? 長さは33cm。

考えていたことが正しかったかどうか、どうしても確かめたくてストマックを見てみた。
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ドンピシャ。

銀ピカ。
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滅多にないことなのでもうちょっと威張らせて(笑)
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これでポイントかき回しちゃったのでライズは停止。しばらく様子を見ているとF君がやってきた。久しぶりだったのでいろいろ話をしているとボツボツとライズ復活。

F君にやってもらうけど散発で狙いが絞り込めず。F君は別のを探しに旅に出た。それからしばらくしてもうちょっとライズが活発になってきたので再度チャレンジ。

う~ん、しかし食わない。

流しきってドラグがかかったところでヒット。なんか違うぞ。
釣れてきたのはこいつ。
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あら、お久しぶり(笑)

これで再度かき回しちゃったのでライズは完全に沈黙。かなり満腹になったのでこれで終了とした。

私信>みんなへ
あそこ、もう1匹良いのがいます。僕が見たところ↑と同等もしくはそれ以上。狙ってみて。クルージングに合わせちゃダメよ。
by rionpapa | 2007-03-10 21:35 | Fresh