Radical Angler's Talk

2軍転じてエース

釣り道具に関してはかなり頻繁に好みが揺れる方なのである。未熟であるが故に自分の確固たるスタイルも確立されてないというのが原因なんでしょうねぇ・・・。

固い竿がお気に入りの時期もあるし、柔目の竿が好きな時期もある。結構両極端に振れることが多い。去年本格的にシーバスを再開してからは、アピアのネオンナイトがエースロッドだった。これは僕が常用するルアーから見るとかなり弱めの竿になる。大してあてにはならないけど、ロッドの表示上はルアー負荷15gまで。それでも30gくらいまではバットに乗せれば負けずにしっかりはじき返してくれるところがお気に入りだったわけですが。去年はいろんな竿を買っては試してみた。結局お気に入りとして残ったのは↑とウエダのSPSとちょっと特殊な用途にアルテサーノの77だった。お蔵入りは6本。1シーズンに9本ロッドを買っちゃったことになる。まぁ、同僚にはサラリーマンの分際で車を7台も持っているやつもいるんだから、このくらいは可愛いものなのである。

しかし、転換は突然起きるのである。夜の2時過ぎに会社から帰って風呂に入って寝床に倒れ込む。なんだか目がさえて眠れない。突如、固いロッドでキャストするイメージが頭に浮かんだ。柔らかめの竿で楽~にキャストするイメージから一転して渾身のフルキャスト! スパルタンな釣りがしたい!!! 要するに今年の度重なる台風でマイポイントの様子がすっかり変わり、今までの飛距離では勝負が厳しくなっちゃったのである。ターゲットは去年買ってはみたもののあまりに男の子すぎて即座にお蔵入りとなったザウルスの82である。こういう事は思いついたら早い。そのまま起き出して着替えてから近くの川に行く。

早速タックルをセットしてキャスト開始。そうだ~、そうなのさ~!!! この感じ!!!
えらい飛ぶ。TKLMのちっちゃい方でも投げてからしばらく着水音が聞こえてこない。ラインがブーンとうなりをあげて放出される。飛距離は2割、いや、3割り増しか? 
いろんなキャスト方法を試してみる。いろんな利点が見えてきた。どうせPEを使うならこのくらいのロッドを使った方がいいのではないか? 下手にバランス考えたりしてメリットをスポイルする方向に行くのは実は間違っているんじゃないのか?
軽いのから重いのまでルアーをとっかえひっかえして試してみる。魚を釣る気は全くない。着水と同時に全速力で回収である。
が、えてしてこういう時に何事かは起きるものなのだ。K-TENのシンキングをフルキャスト。全力で回収するハンドルがいきなり止まった。「根掛かり?」と思った瞬間「ゴンゴン!!!」という感触。「え? 釣れちゃったの?」 あわせを入れる。久しぶりの重量感。これはデカイかも?
流れに乗られてジョワーッとラインが出された。しかし、今日はパワー勝負なら楽勝なのである。ちょうどよい機会だ。いなすことなどまったく考えず、真っ向から強引に寄せる。運良くばれずに寄ってきた。無事ランディング成功。太い! 長さは叉長で82cmだったんだけど、ちょっとオーバーに言うとプリスポーンのバスみたいな体型。これほどのデブはお目にかかった記憶がない。まさに僕級のデブだった(笑)

リリースして気が付くと5時。今日は8時半から会議である。あわてて撤収した。しかし台風の影響で「ホントにここで釣りになるのか?」と思っていたんだけど、やっぱりいるんだね~。
ちょっと勇気が湧いてきた。久しぶりにワクワクドキドキする釣りだったよ。
by rionpapa | 2004-10-30 00:26 | Salt