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Radical Angler's Talk

スペント

覚悟決めてとりあえずスペント、ダン共用パターンを#22で巻いてみました。テールは小ささを強調したかったのと面倒だったので省略。もちろん、後者の要因の方がはるかにでかいです(笑)
スペント_b0032262_21424513.jpg
意外となんてことなく巻けちゃったのでちょっと安心。

ダン/スペントパターンをあと2種類ほど。後はイマージャー、フローティングニンフ系を巻いておくかな。

例えばダンパターンを巻きましょうって事になった時、色とサイズはある程度バリエーション巻くのはもちろん、僕は同じダンパターンでも複数種巻いておきます。最注力虫で5パターンくらい。いや、かれこれ数えるとはるかに多いか・・・。

例えばライズがあってダンを食ってるっぽい。CDCダンではダメだった。となった時にどうしますか? 

ほんじゃイマージャーでとかスペントでとかになったり他の虫を食べてるんじゃ?とかなったりするのが普通なのかもしれないですけど、根がしつこいタイプなので、ダンはダンでももっと細身にしたやつとか、ライトパターンよりもシルエットを重視したやつとか、多少ブッシーに目立つやつとか、そんな感じでフライを回すことも少なくありません。まずは「ダンを食っている」という観察結果を大事にしたいからです。さすがに全種類は試すことあまりないですけど、それでダメなら次はイマージャーいってみるか、みたいなのが多いです。もしくは最初のダンパターン食わなくてイマージャーもダメで、スペントもダメで、次にもう一度別のダンパターン試すとか。

それを全部試せるまでライズが止まないつきあいのいい魚も滅多にいませんが(笑)

そもそもこっちの方がよく釣れるとは決して言えません。手際よく可能性を絞り込んだ方がきっと効果は高いと思います。が、これは僕にとっては「そういう遊び」なんですよね。岩井さんみたいに「ダンはCDCダンがあれば十分」ってなればシンプルでずっと釣れると思うんですが、わざと面倒に難しくした方が楽しい事ってあるじゃないですか(^^)

そんな感じで、「難しいライズ」を想像しながら、そして実際にフライボックスを眺めながら、「さて、次はどうしよう?」と考えながらフライを巻いています。実際に獲れなかったライズを反芻しながらやることが多いですね。あのときは手持ちがここまでだったけど、これがあったらどうするだろう? みたいな感じで。

意外と楽しいですよ。でも、これやるとフライをいくら巻いても足りません^^;;;

それでもはや万策尽きた時にはやけくそで#8とかのでかいフライを投げたりします。
ところがこれが意外と高い確率であっさり釣れたりしてしまうので、そういう時はうれしさ半分、悲しさ半分です(笑)
by rionpapa | 2009-02-22 22:06 | Fresh